GIBO
GIBO Holdings動画を見せる場と、その動画を作るためのAIツールを同じ会社が持ち、短編ドラマの自社企画まで走らせている点が、配信専業とも制作ツール専業とも違う。株式はクラスAとクラスBに分かれ、創業者側が握るクラスBは1株20議決権を持つ。
GIBO.aiというアジアの若年層向け動画配信の場と、台本づくりから絵作り、後処理までを自動化するAI制作ツールGIBO Createを一体で運営する。2025年末時点でインドネシアやフィリピンなど15か国から約8,900万人が登録し、うち約7万8千人が作り手として動画を投稿している。
2025年8月、株価が10営業日続けて$0.10以下となりナスダックから上場廃止を通告された。株式併合で株価を戻したものの、2026年4月には授権株式数を500億株規模へ引き上げており、新株を出す余地はきわめて大きい。
2026年2月と3月に、2025年9月の借入契約の返済として約5,790万株を貸し手側へ発行した。ナスダックからは1年間の裁量監視下に置かれており、上場を保つこと自体が当面の経営課題になっている。
月間3,450万人という利用者の規模を保ち、作り手が投稿を続けてくれるかどうかで、場としての価値が決まる。資金繰りは増資と借入に強く傾いており、返済に新株を充てる場面も出ている。
この会社をどう読むか
2025年5月にナスダックへ登場したGIBO Holdingsは、その3か月後には市場から追い出されかけていた。8月4日、株価が$0.10以下で10営業日続いたとして上場廃止を通告されたのだ。
株主総会で200対1の株式併合を決めて株価を引き上げ、9月18日に適合を回復したが、1年間の裁量監視は続いている。事業そのものはアジア15か国に8,900万人の登録者を抱えるAI動画の場で、数字は小さくない。それでもいまのGIBOは、中身より上場を保つための資本政策のほうが先に目に入る。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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