Gilead は、エイズや肝炎といったウイルス感染症の薬で世界をリードしてきた製薬大手だ。
これらの薬は患者が長く飲み続けるため、安定した収益を生み、潤沢なキャッシュをもたらしてきた。ただ本業の成長は緩やかなため、そのキャッシュを使ってがん治療という新しい領域へ買収で進出し、次の柱を育てようとしている。GILD を読むときは、ウイルス薬という安定した稼ぎと、がんなど新分野への挑戦がどこまで実るかを合わせて見るとよい。


ウイルス感染症の薬で世界をリードする地位と、患者が長く使う薬による安定収益が強み。その潤沢なキャッシュを使い、買収でがん治療など新しい領域へ進出できる資金力を持つ。
エイズや肝炎といったウイルス感染症の治療薬が売上の柱。患者が長く飲み続ける薬が多く、安定した収益を生む。近年はがん治療の薬を買収などで取り込み、収益の幅を広げようとしている構造になっている。
主力薬の特許切れで安価な後続薬が出ると、収益の柱が削られる。がん治療など新分野への投資が成果を生む前に開発でつまずくと、成長期待が剥がれやすい。薬価への規制強化もリスクになる。
安定した配当で株主に報いつつ、潤沢な利益をがん治療などの買収と研究開発へ投じる成長志向。本業のウイルス薬で稼いだキャッシュを、次の柱の育成へ回す方針が明確になっている。
自己資本・流動性ともに安定し、黒字を維持しながら財務の安全性も高い水準にあります。
前年比。3年の年平均は 2.6%
売上から原価を引いた、商品そのものの儲けの厚さ
本業でどれだけ稼げているか。マイナスは本業赤字
株主のお金をどれだけ効率よく利益に変えたか
本業で実際に生まれた現金。利益と違い会計の調整を含まない
営業CFから設備投資を引いた、自由に使える現金
フリーCFがプラスで、現金を生み出せている状態
株価に対して年間いくら配当が出るか
利益のうち配当に回す割合。高すぎると無理がある
Gilead は、エイズや肝炎といったウイルス感染症の薬で世界をリードしてきた製薬大手だ。
これらの薬は患者が長く飲み続けるため、安定した収益を生み、潤沢なキャッシュをもたらしてきた。ただ本業の成長は緩やかなため、そのキャッシュを使ってがん治療という新しい領域へ買収で進出し、次の柱を育てようとしている。GILD を読むときは、ウイルス薬という安定した稼ぎと、がんなど新分野への挑戦がどこまで実るかを合わせて見るとよい。
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