GMAB
Genmab自社の薬だけで稼ぐ製薬会社と違い、技術を他社に貸して権利料を取る側と、自ら薬を売る側の二つを同時に持つ。社名は知られていなくても、薬の名前を通じて世界中の病院に入り込んでいる。
自ら生み出した抗体や、DuoBodyなどの技術を大手製薬に提供し、薬が売れた分の権利料を受け取る。DARZALEX(J&J)、Kesimpta(ノバルティス)、TEPEZZA(アムジェン)など6つの承認薬にGenmabの技術が入っている。自社で売る薬としては、子宮頸がんのTivdakと血液がんのEPKINLYがある。
権利料は少数の主力薬に集中しており、特許切れや競合の登場で細る。自社開発の側は臨床試験が失敗すれば、投じた年月と費用がそのまま消える。買収でパイプラインを補うぶん、統合の負担も抱える。
権利料で入った現金を自社パイプラインの開発に振り向け、株主還元は行っていない。2024年のProfoundBio、続くMerusのように、足りない技術は買収で補う。
権利料を生む6つの薬が売れ続けること。そして自社開発のRina-Sやペトセムタマブを承認まで運べるかどうか。
この会社をどう読むか
Genmabという社名を知らなくても、DARZALEXやTEPEZZAといった薬の名前は聞いたことがあるかもしれない。これらにはGenmabが生み出した抗体や技術が組み込まれている。
他社に技術を貸して権利料を取りながら、TivdakやEPKINLYのように自ら売る薬も育てる二階建ての会社だ。米国にはADS(米国預託株式)として上場するデンマーク企業で、権利料の集中と自社開発の失敗という二種類の不確実さを同時に抱えている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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