GRAB
Grab Holdings2018年にUberが東南アジア事業を株式と引き換えに明け渡したことで、Grabは競合を飲み込む形で規模を得た。その後にデジタル銀行免許まで取りに行った配車アプリは他にない。
配車と出前は取扱高(GMV)にかかる手数料、金融事業はGXS Bank・GXBankでの預金と貸付の利ざやで稼ぐ。2025年の売上は約$3.4Bで、出前・配車のGMVは$22.1Bまで積み上がり、8カ国900都市以上に広がる。
配車と出前は取扱高の1割強を運転手や配達員への報酬・利用者への割引に費やしており、値引き競争が再燃すれば採算はすぐに揺らぐ。銀行免許を持つ以上、貸し倒れや各国の金融規制の強化も直接効いてくる。
配当は出さず、資金はGXS Bank・GXBankの預金基盤の拡大と、8カ国の事業をひとつのアプリにまとめる作業に回している。
運転手・配達員をつなぎ止める報酬水準と、GXS Bank・GXBankに預金を集められるかに依存する。両輪がそろって初めて、手数料と利ざやの二段構えの収益が回る。
この会社をどう読むか
Grab Holdingsは、2011年にマレーシアで生まれたタクシー配車アプリMyTeksiを起源に持つ。
2018年、Uberが東南アジア事業をGrabに引き渡して撤退したことで、Grabは競合を吸収する形で一気に規模を得た。2021年にナスダックへ上場し、いまは8カ国900都市以上で配車と出前を回している。その上にデジタル銀行のGXS Bank・GXBankを重ねられたのは、先に人々の日常を押さえていたからだ。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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