GROY
Gold Royalty一つの鉱山に賭ける採掘会社と違い、権利を薄く広く持つことで個別の失敗を吸収できる。8か国・101を超える運営者にまたがる258件という数そのものが、設立5年の会社としては珍しい厚みになっている。
鉱山会社に開発資金を提供する代わりに、その鉱山が生む金などの産出の一定割合を受け取るロイヤルティやストリームの権利を取得する。手元の258件のうち、実際に現金を生んでいるのは8件にとどまる。
収入源が8件しかないため、費用が収入を上回る状態が長く続きやすい。金相場が下がれば権利の価値も収入も縮み、鉱山開発の遅れは産出開始を後ろにずらすが、その進み具合は相手企業次第で自らの手では動かせない。
新たな権利の取得と、既存の権利を産出段階へ押し上げること、そして資金繰りの管理に経営資源を集中させている。株主に配る現金はまだなく、増資と権利の買い増しを回すことが当面の仕事になる。
金など貴金属の相場水準と、権利を持つ鉱山が実際に産出を始めるかどうか。加えて、新たな権利を買い続けるための資金調達が続くかどうかで先行きが変わる。
この会社をどう読むか
Gold Royaltyが持つ権利は258件。そのうち実際に現金を生んでいるのは8件だけだ。
2020年に設立されたこの会社は自ら鉱山を掘らず、開発資金を出す見返りに産出の一部を受け取る権利を買い集めてきた。残る250件が産出に届くかどうかは相手企業の手の中にあり、それまでの費用は金相場と増資でしのぐことになる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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