HAWK
HawkEye 360地上を写真で撮る衛星と違い、目に見えない電波を測って発信源を割り出す。2025年12月にInnovative Signal Analysisを買収し、非機密のデータと機密のアルゴリズムを両方扱える数少ない民間企業になった。
三機一組で飛ぶ30基超の衛星が、レーダーや妨害装置、無線機の出す電波を捉えて発信源の座標を出す。顧客が指定した海域や地域を観測する受託が収入の中心で、同じ観測データを複数の顧客に売り直せる点が利幅を厚くしている。
衛星には寿命があり、打ち上げと入れ替えの投資を止められない。大口の政府契約が一つ切れるだけで収入の構図が変わる。2024年は赤字で、2025年にようやく黒字に届いたばかりという段階にある。
2015年に軍出身者と技術者が立ち上げた会社で、社員のほぼ半数が機密取扱資格を持つ。手元の現金は衛星の増設と信号処理の開発に回り、受注が固まる前に能力を先に作る進め方をとる。
収入の出どころが極端に集中しており、2025年は上位3顧客で66%、うち米国家偵察局だけで39%を占めた。地域別では米国が61%、日本が16%で、各国の防衛予算の増減がそのまま受注量に届く。
この会社をどう読むか
HawkEye 360は衛星の会社に見えるが、売り物は衛星でも写真でもなく、電波の出どころを示す座標とその読み解きだ。レーダーや妨害装置、GPSを乱す電波は雲にも夜にも隠れず、光学衛星が使えない条件でも捉えられる。
顧客は米国の防衛・情報機関と同盟国政府にほぼ限られ、2025年は上位3社で収入の66%を占めた。特定の予算に深く依存する代わりに、$302.7Mの受注残という数年先までの見通しを先に手にしている。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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