HDL
Super Hi International中国本土・香港・マカオ・台湾を除く海外だけを担う独立会社という珍しい成り立ちを持ち、香港上場の親会社「海底撈国際控股」とはブランドを共有しつつ市場を分けている。
客が自分の席で具材を煮る火鍋のスタイルに、行き届いた接客を組み合わせ、店舗ごとの飲食代金を積み上げる。席がどれだけ回るかが採算を決め、1日あたりの回転数は2023年の3.5回から2025年に3.9回まで上がった。
外食需要は景気に弱く、進出国ごとに味覚も規制も違うため、新店が定着するまで時間がかかる。接客を厚くする分だけ人件費もかさみ、火鍋という一皿への依存も残ったままだ。
本部が出店・研修・食品安全・仕入れを握り、接客の細部は現地の従業員に委ねる二段構えで運営する。稼いだ現金は株主に返さず、既存国の店の磨き込みと新しい市場の開拓に回している。
進出先ごとの客足と、新規出店が採算に乗るまでの立ち上がりの速さに依存する。メニューの現地化と接客の質を保ったまま店舗網を広げられるかが、成長のペースを決める。
この会社をどう読むか
Super Hi Internationalは、中国本土でおなじみの「海底撈」を運営する会社に見える。実際には中国本土・香港・マカオ・台湾を除く海外だけを担当する、香港上場の親会社から切り出された別会社だ。シンガポールに一号店を出した2012年から、いまは14カ国・126店まで広がっている。
看板は本土と同じ火鍋だが、稼ぎ方は接客の作り込みにある。会社は従業員と会社の利害を揃えることを経営哲学の柱に据え、現場が自発的に客を呼び込む力を保とうとする。厚い接客は人件費として重くのしかかり、火鍋という一皿への依存も残ったままだ。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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