HOLO
MicroCloud Hologram立体の映像技術を、見世物ではなく車のセンサーと立体データの資料庫という二方向に振り向けた点が珍しい。ただしその振れ幅は、頻繁な子会社の新設と処分という組織の不安定さと表裏一体でもある。
車の周囲を光で捉えて距離と形を測るホログラフィックLiDARを、運転支援装置向けに売るのが一つ。もう一つは、現実の物や場所を立体データに写し取ってためた資料庫を、企業向けに組み込む受託の仕事だ。
2023年に子会社を二つ手放し、2024年から2025年にかけて深圳や香港、英領ヴァージン諸島に新しい器を次々と立てた。この組み替えの速さゆえに、どの事業がどれだけ稼いでいるのかが外から追いにくい。
2018年にケイマンで作られた空箱が、2022年9月の合併でいまの名前になり、ナスダックで取引が始まった。深圳を拠点に、子会社の新設と処分を繰り返しながら事業の輪郭を描き直す経営が続く。
自動車や産業機器の顧客に採用され続けるかどうかが第一に来る。加えて、次々に作る子会社が実際に稼ぎを生むかどうかで、財務の見え方が変わる。
この会社をどう読むか
MicroCloud Hologramは、ケイマンの空箱と中国の技術チームが2022年の合併で一つになって生まれた。ホログラムという社名は見世物を想像させるが、実際の主力は車の目になる光センサーと、現実の物を立体データに写し取った資料庫の貸し出しにある。
際立つのは技術の幅よりも、組織の変わり身の速さだ。2023年に子会社を二つ手放したかと思えば、2024年以降は深圳や香港、英領ヴァージン諸島に新しい器を次々と立てている。看板は同じでも、中身の会社は数年で入れ替わる。
バランスシート (要約)
資産 $41M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $29M(70%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年分
- 現金・現金同等物$22M
- 他の流動資産$13M
- 固定資産$6M
- 流動負債$12M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $73M
- 売上成長率
- 28.8%
- 粗利率
- 45.8%
- 営業利益率
- −29.3%
- 純利益率
- −28.0%
- ROE
- −71.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$20M
- フリーCF
- −$20M
- 営業CFマージン
- −27.6%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
HOLO の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…