
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
培養した血管から最後に細胞そのものを取り除く脱細胞化により、患者ごとの拒絶反応を起こしにくくしている。患者に合わせた個別の準備が要らず、あらかじめ在庫として作り置ける点が、外傷でとっさに血管が必要になる場面で効く。
2024年12月19日にFDAが全面承認した人工血管Symvessの販売が、収益の入り口になった。手足の動脈が損傷し、急いで血流を戻さないと切断に至る場面の用途からまず売り始めている。人工透析の血管アクセス向けにもPhase 3を進めており、2026年後半に追加の申請を計画する。
細胞から血管を培養する製造は数週間かかり、量を増やすのに時間と費用を要する。体内に埋め込む製品のため不具合は重い責任を招き、承認の手続きも用途ごとに長い。収益が薄い段階では、研究と製造の費用を増資で賄う必要も残る。
創業者でCEOのLaura Niklasonが率い、元米保健福祉省長官のKathleen Sebeliusが取締役会長を務める。承認済みの用途の商業化と、次の用途の承認取得の両方に資金を配分する。
Symvessが病院と外科医にどこまで採用されるか、人工透析など新しい用途の承認を取れるかに懸かる。83,000平方フィートの自社施設で需要に見合う量を培養できるかも同じくらい重い。
資産 $116M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(3%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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