配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
抗生物質を使わず、初乳由来の抗体だけで子牛の下痢を防ぐ。生まれてからの数週間という、家畜の一生のごく短い期間だけを狙った珍しい商品だ。
First Defenseは、免疫を高めた母牛の初乳から抗体を取り出し、生まれた直後の子牛に口から与えて大腸菌やロタウイルスによる下痢を防ぐ。酪農・肉牛の農家や獣医に、動物薬の卸を通じて届けている。
売り物が実質一つしかないため、この一本が売れなくなれば代わりがない。2025年12月には乳房炎治療薬Re-Tainへの追加投資を止め、$2.7Mの減損を計上した。増やした生産能力に需要が追いつかなければ、稼働率が重荷に変わる。
2025年に社長兼最高経営責任者を新たに迎え、最高財務責任者の職を新設し、二本立てだった開発を一本に畳む決断を下した。浮いた資金は生産能力の増強に回している。
農家が予防にどれだけ金を払うかと、自社工場をどこまで回せるかに収益が連動する。製造能力は2023年の年間約300万個から2025年は460万個へ増え、売上総利益率は30%から41%へ改善した。
資産 $43M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $27M(64%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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