ICCM
IceCure Medicalメスを入れずに腫瘍を処置できる負担の軽さが売りになる。ただし米国で認められた使い道は、手術に耐えられない70歳以上の低リスク乳がんという一点に絞られており、技術の広さと許可の狭さの落差がこの会社の輪郭を決めている。
細い探針を腫瘍へ刺し、液体窒素を先端で循環させて氷の塊を作り、組織を凍らせて壊す装置を売る。装置の本体と、処置ごとに使い捨てる探針の二本立てで代金が入る。
売上はまだ小さく、研究開発と規制対応の費用が先に出ていく。IceSense3、XSense、MSenseといった同じ一族の機器は、悪性の乳房腫瘍の治療としてはまだ認められていない。資金は増資で賄っており、株数は増え続ける。
2023年9月にFDAから乳がんの適応申請を却下されても引かず、監督審査を求め直して主力機の販売許可までこぎ着けた。いまはXSenseの承認取得とMSenseの開発で、使える範囲を押し広げにいっている。
各国の規制当局が適応をどこまで広げてくれるかに、売れる相手の数がそのまま連動する。手術の代わりとして医師と保険者が選んでくれるかどうかも、導入の速さを決める。
この会社をどう読むか
IceCure Medicalの装置は、細い探針を腫瘍に刺して先端に液体窒素を通し、氷の塊を作って組織を凍り殺す。切らずに済むという触れ込みは強いが、米国で正式に認められた使い道は、手術に耐えられない70歳以上の女性の低リスクな乳がんだけだ。
会社は2022年10月に乳がんへの適応を求めてFDAへ申請したが、2023年9月に却下された。そこから監督審査を求め直して限定つきの販売許可までは取り戻しており、技術への期待と許される範囲の狭さとの距離が、この銘柄の見どころになる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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