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InnSuites Hospitality Trust1971年に生まれたオハイオ州の信託でありながら、税制上は普通の事業会社として扱われ、客室の運営まで自ら抱えている。電力会社UniGen Powerへの出資という畑違いの持ち分も残る。
ツーソンとアルバカーキ、合計270室の客室収入がほぼすべてで、日々の運営は子会社RRFが担う。両ホテルはBest Westernの会員になっており、予約の多くはその予約網から届く。
保有するホテルが2軒しかないため、どちらかの地域で旅行需要が落ちても、他の物件で薄める手段がない。売却が長引いたり、望む価格に届かなかったりすれば、資産を圧縮するという筋書きそのものが宙に浮く。
1980年に会長のJames Wirth氏が定めた、スタジオ型の客室と2部屋続きのスイートを組み合わせる方針を今も守る。そのうえで資産を圧縮し、宿を売った代金へ軸足を移そうとしている。
業績を決めるのは、2軒の稼働率と客室単価という素朴な数字だ。もう一つ、売却をいつ、いくらでまとめるかという一度きりの判断が、資産の値打ちを大きく動かす。
この会社をどう読むか
InnSuites Hospitality Trustが持つホテルは、ツーソンとアルバカーキのわずか2軒、合計270室にすぎない。それでも1971年設立のこの信託は、単に建物を貸すのではなく自社で客室を運営し、プールやジムを備えた中価格帯の宿として客をつかんできた。
この会社を読み解く鍵は、いまの姿より先にある予定にある。今後36カ月以内に2軒のどちらか、あるいは両方を売る方針を掲げているからだ。日々の宿泊の稼ぎよりも、いつどんな条件で物件を手放すかのほうが、株価にとって重い局面に差し掛かっている。
バランスシート (要約)
資産 $14M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(21%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$350K
- 他の流動資産$1M
- 固定資産$12M
- 流動負債$2M
- 長期借入金$12M
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $8M
- 売上成長率
- −0.4%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −7.4%
- 純利益率
- −18.8%
- ROE
- −48.1%
- ROIC
- −3.0%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$11K
- フリーCF
- −$730K
- 営業CFマージン
- −0.1%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
- 配当総額(年間)
- $182K
- 配当性向
- —
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