配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
決済処理会社と医療債権回収を2024年と2025年に相次いで手放し、公共部門ソフトウェア1本に絞った。全米50州とカナダに導入実績を持ちながら、自治体・裁判所・学校という狭い持ち場だけに人と資金を集めている。
裁判所、公共料金、税、学校給食といった自治体の窓口業務を、クラウド型のソフトウェアと組み込みの決済機能で処理する。売上の76%はソフトウェアの利用料や決済手数料という繰り返しの収入で、単発の販売ではない。
税や住民の個人情報を預かる立場ゆえ、情報漏えいの代償は大きい。実際にルイジアナ州の行政機関と法執行機関から、情報管理の不備を理由に子会社が提訴された経緯がある。Tyler Technologiesのような資金力のある競合も同じ公共分野を狙っている。
買収を重ねて事業を広げてきた経営陣が、直近では逆に切り出す側に回った。手元の資金は、残った1事業の統合と製品への投資に向けている。
自治体や学校が既存システムを入れ替える判断をするかどうかで、成長の速度が決まる。導入までの手続きは長く、契約が動くペースは民間向けソフトウェアより遅い。
資産 $638M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $390M(61%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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