IMCC
IM Cannabis嗜好用ではなく医療用に絞り、輸入から患者への手渡しまでを自国の薬局網で完結させる。栽培は他社に任せ、運ぶことと売ることだけを引き受けた身軽さが、この会社の輪郭を決めている。
カナダの認可栽培業者から医療用大麻を仕入れ、イスラエルでは自社の薬局網と通販で患者に直接届ける。ドイツでは子会社Adjupharmの物流拠点を通して薬局に卸す。
イスラエル経済産業省は2024年11月、カナダ産大麻の輸入への課税を勧告し、調査に非協力な業者には175%という税率が示された。これが実際に課されれば仕入れ値が跳ね上がり、薄い利幅は残らない。
経営資源のかなりの部分が、課税をめぐる当局への意見表明と法的手続きに割かれている。株主への還元より、ドイツで増え始めた自費購入の需要をつかむことが先に立つ。
イスラエルの登録患者は2026年2月時点で約13万7,900人まで増えており、この人数の伸びと仕入れ値が利幅を決める。ドイツは2024年の規制緩和で自費で買う患者が増え始めた段階にある。
この会社をどう読むか
IM Cannabisは大麻の会社と一括りにされがちだが、扱うのは処方箋のいる医療用で、市場もイスラエルとドイツの二つに限られる。自社で育てるのではなく、カナダの認可業者から仕入れて薬局へ届ける卸に近い。
その仕入れ先であるカナダ産大麻に、イスラエル政府は2024年から不当廉売の調査を続けている。非協力とされた業者には175%の税率が示されており、輸入の値段がそのまま利幅を決めるこの会社にとって、当局とのやり取りの行方が業績の分かれ目になる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
IMCC の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…