まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
ALアミロイドーシスという、患者数が少なく大手が本格的に手を出していない病気に、CAR-T治療をぶつけている組み合わせが独自性を作っている。FDAからは希少疾病用医薬品指定に加え、2026年1月に画期的治療薬指定も得た。
今はまだ薬を売って稼ぐ段階になく、主力候補NXC-201の臨床試験を進めて開発の進捗そのものを企業価値に変えている。2025年12月には、米国の臨床試験で評価対象20人中15人が完全奏効という結果を学会で発表した。承認を得て、そこから初めて販売による収入が生まれる。
免疫細胞を個々の患者ごとに作り替える治療は製造の難度が高く、量産の仕組みが定まっていない。試験で安全性の懸念が一つ出れば、開発の先行きは大きく揺らぐ。収入がないため、開発を続けるための増資が株式の希薄化として株主に跳ね返る。
臨床試験の進行と、承認に向けた当局との協議、そしてそれを支える資金繰りに経営の力点がある。売る製品を持たない段階の会社であり、経営判断のほとんどが開発計画そのものと重なっている。
主力候補が試験で効果と安全性を示し続けられるか、そして承認までの資金を株式市場からどれだけ確保できるか。この二つに会社の存続そのものがかかっている。
資産 $105M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $94M(89%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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