まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
体の中で免疫を働かせる物質を作らせる遺伝の情報を、独自の運び手で届け、免疫にがんを攻めさせる点が最大の特徴。薬を直に投じる治療とは、攻め方が違う。免疫を働かせる遺伝子の治療の会社の立ち位置にいる。
遺伝子を使った治療の開発が事業の柱。今はまだ薬を売る段階ではなく、体の中で、免疫を働かせる物質を作らせる遺伝の情報を、独自の運び手に乗せて届ける治療を開発している。これにより、免疫にがんを攻めさせることを狙う。とりわけ、治療の難しい卵巣のがんを対象に試験を進める。あわせて、この運び手の技術を、ワクチンなどほかの用途にも生かそうとする。承認を得れば販売による収益を見込む。承認後を見据えて開発で価値を積む構造になっている。
卵巣のがんは治療が難しく、過去にも多くの候補がつまずいてきた弱点を抱える。試験でつまずけば、価値の大半が失われる。免疫にがんを攻めさせる手立ては、効き目が読みにくい。収益が無く、研究の費用を増資で賄うため、株式の希薄化が続く。少数の候補に開発が偏る。承認まで長い年月がかかる。ワクチンなどへの応用も、まだ先の話で不確かだ。資金が尽きる危険もある。
配当を出さず、主力の候補の試験と承認の取得を進める開発の経営。候補の試験の遂行と、運び手の技術の磨き込み、当局との折衝、資金の管理を進める。免疫を働かせる遺伝子の治療の開発が、運営の中核になっている。
主力の候補の試験の結果と、当局の承認、そして資金に依存する。狙う卵巣のがんの候補で効き目と安全が示せるか、免疫を働かせる狙いが実際に効くと示せるか、当局が承認するか、承認までの資金を保てるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $12M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $7M(57%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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