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Immuron臨床段階の候補しか持たない多くのバイオと違い、Travelanという売れている市販薬をすでに抱えている。牛の初乳由来の抗体という作り方も、化学合成の薬とは出発点から異なる。
看板商品のTravelanは、旅行者の下痢を防ぐ市販薬として豪州・米国・カナダの薬局で売られている。売上は2023年度の180万豪ドルから2025年度には730万豪ドルへ伸びた。この実売上の上に、より重いC.difficile感染症とETEC感染症向けの新薬候補の開発が乗る。
実売上はあってもまだ小さく、臨床試験の費用を賄うには増資が欠かせない。旅行需要が落ち込む局面ではTravelanも鈍るため、市販薬と新薬の二つの事業が同時に弱含む可能性がある。
市販薬の販路を豪州から米国・カナダへ広げながら、C.difficileとETECの臨床開発を並行して走らせる。開発費は米国防総省や海軍研究機関の助成でも一部を賄い、自社の持ち出しを抑えている。
渡航者がどれだけ戻ってくるかが、そのままTravelanの売れ行きになる。新薬側は臨床試験の結果と、それを支える資金が途切れないかにかかっている。
この会社をどう読むか
Immuronという名前だけを見ると開発段階のバイオベンチャーに見えるが、実際には売れている市販薬をすでに持っている。
牛の初乳に含まれる抗体を使った下痢予防薬Travelanは、豪州の薬局に加え米国やカナダでも売られ、3年で売上を4倍に伸ばした。並行して、より重いC.difficile感染症やETEC感染症向けの新薬候補を臨床試験にかけている。実売上のある市販薬と、まだ収益化前の新薬という二段構えの会社だ。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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