
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
同じ標的を狙う従来薬が副作用を避けるために効き目を弱めてきたのに対し、信号を周期的に深く抑える設計で、効かせ続けることと耐えられることの両立を狙っている。
売上はまだない。主力候補アテビメチニブはMAPK経路を狙う1日1回の飲み薬で、2026年半ばに膵臓がんを対象とした第3相試験の初回投与を控える。試験の進み方そのものが企業価値になる。
膵臓がんは過去に多くの候補薬が倒れてきた領域で、第3相の結果が外れれば代わりの柱がない。収益のない状態で試験費用を増資に頼るため、株式の希薄化も避けにくい。
人と資金は主力候補の第3相へ集中している。売上のない期間をどう資金でつなぐかが、開発計画と同じ重さで扱われている。
臨床試験の結果と当局の判断、そしてそこへ届くまでの手元資金に乗っている。2026年1月に出した第2a相の中間データは良好で、これを追い風に第3相の患者登録を進められるかが当面の焦点になる。
資産 $232M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $218M(94%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…