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inTEST誘導加熱のAmbrell、産業用カメラのVideology、2024年に買ったイタリアのAlfamation。性格の違う六つの事業を一つの傘の下にまとめている点が、同規模の試験装置屋との差になる。
中核は半導体メーカー向けの試験装置と、狙った温度で性能を確かめる熱処理・熱制御の技術。装置本体の販売に加え、消耗部品や保守からも収入が入る。
半導体の設備投資が冷え込むと主力の受注が一気に細り、買収で加えた周辺事業がまだ規模で穴を埋めきれない年は全体が沈む。
稼いだ現金を新しい領域の買収と既存製品の作り直しに振り向け、「VISION 2030」という中期計画で新製品由来の売上比率を上げる目標を掲げる。株主還元より事業の入れ替えを先に置く。
半導体メーカーの設備投資サイクルで数字が大きく振れる一方、自動車や防衛、医療といった買収先の需要がその波を和らげる役割を担う。
この会社をどう読むか
inTestの看板は半導体の試験装置だが、社内には誘導加熱の設備も、産業用カメラも、自動車の検査ラインもある。1981年に生まれた試験装置屋が、買収で別の畑の会社を次々に傘下へ入れてきた結果だ。
半導体の設備投資は好不況の波が荒く、そこに単一事業で立つ危うさを、自動車や医療、防衛向けの事業が和らげる構えになっている。組み替えはまだ途中で、その途中経過が年ごとの業績のばらつきとして表に出る。
バランスシート (要約)
資産 $151M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $104M(68%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$14M
- 他の流動資産$64M
- 固定資産$73M
- 流動負債$36M
- 長期借入金$1M
- 短期借入金$6M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $114M
- 売上成長率
- −12.9%
- 粗利率
- 43.0%
- 営業利益率
- −3.3%
- 純利益率
- −2.2%
- ROE
- −2.4%
- ROIC
- −2.6%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $7M
- フリーCF
- $6M
- 営業CFマージン
- 6.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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