
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
物に貼りつけて近づけるだけで情報を読み取れる小さな部品に絞り、用途に合わせて作る点が最大の特徴。完成した機器を作る会社とは、支える側という立ち位置が違う。物に貼って情報を読む部品を作る会社の立ち位置にいる。
読み取りの部品の販売が事業の柱。商品や機器に貼りつけ、機械を近づけるだけで中の情報を読み取れる、ごく薄い部品を設計して作る。医薬の箱の真贋を確かめたり、機器の状態を読み取ったり、物に触れて情報を呼び出したりする用途に使われる。客の用途に合わせて部品を作り、まとめて納める。あわせて、その部品で集めた情報を生かす仕組みづくりも手がける。物がつながる流れの広がりに、需要を託している。
部品そのものは差をつけにくく、価格の競争が激しい弱点を抱える。用途の広がりが見込みより遅れれば、需要が伸びない。特定の客や用途に売上が偏りやすい。事業の組み替えの途上で、収益が安定しない。研究や設備の費用がかさみ、利益を安定して出すのが難しい。アジアの大手の部品の会社との競争もある。物の作り手の生産の波に、注文が左右される。
配当を出さず、読み取りの部品の事業に絞り込み、用途の開拓に資金を向ける経営。部品の設計と製造、客の用途への対応、情報を生かす仕組みづくりを進める。物に貼って情報を読む部品の供給が、運営の中核になっている。
読み取りの部品の採用と、物がつながる流れの広がり、そして製造の費用に依存する。商品や機器の作り手が部品をどれだけ採用するか、物に情報を持たせる用途が広がるか、部品を安く安定して作れるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $151M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $141M(93%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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