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Income Opportunity Realty InvestorsTCIが84.6%を保有し、そのTCIをARLが押さえるという二層の親子関係の中に置かれている。業務執行は外部のPillar Income Asset Managementに委託しており、自ら物件を運営する独立系の不動産会社とは意思決定の主体が違う。
開発を見込む土地を保有して値上がりを狙う一方、収入の大きな部分は系列の住宅財団Unified Housing Foundationなどへの貸付利息だ。物件を自ら多数運営するというより、系列内で資金を融通し合う形をとる。
収入の多くを系列の関連会社への貸付利息に頼るため、その関連会社が行き詰まれば貸付元本ごと危うくなる。株式の大半をTCIとその関係者が握り、市場で流通する株が少ないため値動きも薄い。
社員を一人も雇わず、Pillarとの助言契約に基づいて土地の保有と系列への貸付を進める体制を採る。取締役・役員の多くがTCI・ARLの役職も兼ねており、利益相反の可能性は開示の対象になっている。
貸付先である関連会社が利息を払い続けられるかと、保有する不動産の価値、そして金利の動きに収益が左右される。親会社TCIとその親会社ARLという二層の支配構造の下での意思決定にも業績が連動する。
この会社をどう読むか
Income Opportunity Realty Investorsという名前だけを見ると独立した不動産投資会社に見えるが、この会社には社員が一人もいない。業務のすべてを、資産運用会社Pillar Income Asset Managementへの委託でまかなっている。
株式の84.6%を親会社TCIが握り、そのTCIの78.4%をさらにARLが握る二層の支配構造の中にある。収入の中心も自ら運営する物件ではなく系列会社への貸付利息で、独立した会社というより系列内で資金を回す仕組みの一部と見た方が実態に近い。
バランスシート (要約)
資産 $126M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $126M(100%)。
おおむね健全。同業の平均並みの水準
- 現金・現金同等物$6K
- 他の流動資産$115M
- 固定資産$11M
この判定で見た指標: 自己資本比率。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 3.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$77K
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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