Integer Holdings は、ペースメーカーの電池からカテーテルまで、医療機器の中身を受託製造する世界大手だ。
最大の強みは、植込み機器の電池と精密部品という、認可と品質の壁が最も高い領域での数十年の実績にある。製造元の変更には再認可の年月がかかり顧客は容易に離れられず、機器メーカーが製造を任せる流れの受け皿になる。一方で少数の機器大手への依存が高く、内製化や発注先の変更が大穴になる。買収を重ねた借入は金利上昇下で重く、品質問題は契約と評判を同時に失わせる。ITGR を読むときは、受注と利幅の改善、借入の返済を軸に見るとよい。

