配当を出さず稼ぎを再投資する、黒字で財務も底堅い会社
植込み機器の電池と精密部品という、認可と品質の壁が最も高い領域での数十年の実績が最大の強み。製造元の変更には再認可の年月がかかり、顧客は容易に離れられない。機器メーカーが設計に集中し製造を任せる流れの受け皿として、医療機器の影の工場の立ち位置にいる。
心臓ペースメーカーの電池や植込み機器の部品、血管内治療のカテーテルの受託製造が収益の柱。医療機器メーカーから設計と量産を請け負い、規制対応の品質体系ごと提供する。製品の認可に製造元として組み込まれるため、契約は長く続く。機器大手の外注の受け皿として稼ぐ構造になっている。
少数の機器大手への依存が高く、内製化や発注先の変更が大穴になる。顧客の在庫調整は数量を振らす。買収を重ねた借入は金利上昇下で重い。植込み機器という失敗の許されぬ製品ゆえ、品質問題は契約と評判を同時に失わせる。
配当を出さず、現金を借入の返済とカテーテルなど成長分野の買収に振り向ける経営。利幅の厚い血管内治療の比率を高め、製品構成を改善する。品質体系への投資を最優先する方針が特徴になっている。
医療機器市場の成長と、大口顧客の生産計画、買収の統合に依存する。心臓と血管の治療件数が機器の数量を支えるか、機器大手が製造の外注を広げ続けるか、買収で加えた工場の統合が利幅を高めるか、そして借入の返済が進むかが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $3.4B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $1.7B(51%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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