IVDA
Iveda Solutions数千台分の録画から目的の人や物や車を1秒足らずで探し当てる検索の速さを前面に出す。撮って溜めておくだけの監視装置とは、そもそも使う場面が違う。
米国では自ら売り歩かず、すでに顧客を抱えている通信会社や設備業者に機器を卸し、映像解析ソフトの利用料を別に受け取る二本立てにしている。販売も請求も相手方に任せる形だ。台湾子会社のほうは空港や官公庁の案件を一件ずつ請け負う受注型で、売り方がまったく違う。
自社の特許を持たず、映像解析の土台には台湾の工業技術研究院から借りた特許と市販のカメラ部品を組み合わせている。技術で先を越されたとき、手元に守れるものが少ない。台湾に人も売上も寄っているぶん、現地の情勢や取引先の予算削減がそのまま業績に響く。
本社機能と上場は米国に置いたまま、開発も製造も人員も台湾へ寄せる形を続けてきた。2025年3月にはネバダ州からデラウェア州へ登記を移している。
米国側の収入は、代わりに売ってくれる事業者が実際に動いてくれるかどうかに握られている。台湾側は中華電信や台湾証券取引所、新北市警察といった現地の大口顧客との関係が続くかで案件量が決まる。
この会社をどう読むか
Iveda Solutions はアリゾナ州メサに本社を置く米国企業だが、2025年末の従業員は米国の7人に対し台湾が25人。2011年に買収した台湾の子会社が売上の大半を生んでおり、事業の重心はとうに太平洋の向こう側にある。
米国では機器と解析ソフトを通信会社や設備業者に卸し、その先の販売と請求は相手方に委ねる。台湾では中華電信や新北市警察といった顧客の案件を一件ずつ受注する。売り方の異なる二つの商売が、ひとつの銘柄記号の下に同居している。
バランスシート (要約)
資産 $6M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5M(74%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$5M
- 他の流動資産$999K
- 固定資産$272K
- 流動負債$1M
- 長期借入金$266K
- 短期借入金$128K
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $5M
- 売上成長率
- −12.3%
- 粗利率
- 24.1%
- 営業利益率
- −61.1%
- 純利益率
- −60.6%
- ROE
- −66.9%
- ROIC
- −47.8%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$2M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −38.4%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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