IXHL
Incannex HealthcareIHL-42Xは、大麻由来のドロナビノールと炭酸脱水酵素阻害薬アセタゾラミドを固定用量で組み合わせた飲み薬。すでに世に出ている成分を使うため、既存薬との橋渡しで承認を目指す道が開ける。
承認薬はまだ持たず、収入はほぼゼロ。主力候補IHL-42Xは睡眠時無呼吸症候群向けの第2/3相試験にあり、その第2相部分では無呼吸低呼吸指数が高用量群で最大83%減った。次の一手を決めるFDAとの面談を準備している。
関節リウマチ向けのIHL-675Aは、豪州でのフェーズ2試験が患者募集の難航で中止になった。複数候補を同時に走らせる戦略の危うさは、すでに一度露呈している。承認薬がない以上、増資のたびに既存株主の持ち分は薄まる。
睡眠時無呼吸症候群のIHL-42Xを最優先に置き、不安障害向けPSX-001を並行させる複線型の開発体制。関節リウマチ候補の試験中止を受け、資源配分の絞り込みが課題になっている。
IHL-42XについてFDAとどんな合意ができるかと、その先の第3相を賄う資金調達に依存する。不安障害向けの合成シロシビン候補PSX-001も並行しており、限られた予算を複数の候補へ割り振る形になる。
この会社をどう読むか
Incannex Healthcareが手がける薬は、どれもゼロから発見した新規化合物ではない。主力候補IHL-42Xは、大麻由来のドロナビノールと炭酸脱水酵素阻害薬アセタゾラミドを一錠にまとめた飲み薬だ。睡眠時無呼吸症候群を対象にした第2/3相試験の前半で、無呼吸低呼吸指数が高用量群で最大83%減った。
不安障害向けには、合成シロシビンを使うPSX-001も並行して進めている。一方、関節リウマチ向けだったIHL-675Aは豪州での患者募集が難航し、試験は中止になった。既知の成分を組み合わせる戦略は開発期間を縮められる半面、手を広げすぎた代償もすでに一度払っている。
バランスシート (要約)
資産 $20M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $13M(65%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$15M
- 他の流動資産$5M
- 固定資産$485K
- 流動負債$7M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $86K
- 売上成長率
- 616.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −350.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$13M
- フリーCF
- −$13M
- 営業CFマージン
- −14550.0%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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