JAGX
Jaguar Health化学合成ではなく樹液という植物由来の成分で、しかもすでにFDA承認とライセンス収入の両方を持つ点が、多くの新興製薬と一線を画す。
主力薬Mytesiは、HIV/AIDS患者の下痢を抑える薬としてFDA承認済みで、すでに売上が立っている点が、承認薬を持たない開発専業の新興と違う。2026年1月には、この薬と犬向けの姉妹薬の販売権を非公開の製薬会社へ渡す契約を結び、$16Mの非希薄化資金を一括で受け取った。
販売権をFuture Pakへ渡したことで一括資金は確保できたが、今後の売上増に応じた一時金が実際の節目に届くかは相手先の販売力次第で、自社では制御しにくい。新しい適応症の開発は長い試験と費用がかかり、途中でつまずけば資金が先に尽きる。
自社で販売網を抱え込むより、Future Pakへ販売権を渡して非希薄化資金を先に確保する道を選んだ。開発の軸足は、クロフェレマーの新しい適応症探しへ移している。
Future Pakとの契約では、直近12か月の売上が$20M、$50M、$100Mの節目を最初に超えるたびに一時金が入る。この売上の伸び方が今後の資金繰りを決める。あわせて、がんの化学療法に伴う下痢など、クロフェレマーの新しい適応症で承認を取れるかも収入の広がりを左右する。
この会社をどう読むか
Jaguar Health の主力は、樹木の樹液から採る成分クロフェレマーだ。これを使った薬Mytesiは、HIV治療薬の副作用による下痢を抑える薬としてFDAの承認を得て、すでに売られている。承認薬がまだ無い開発専業の新興が多い中、収入源をすでに持っている点がこの会社の出発点になる。
2026年1月には、そのMytesiと犬向けの姉妹薬の販売権をFuture Pakへ渡し、$16Mの非希薄化資金を一括で受け取った。今後は自社で売るより、売上の節目ごとに一時金を受け取る形で成果を回収しながら、樹液由来の成分の新しい使い道を探る段階に入っている。
バランスシート (要約)
資産 $38M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$968K
- 他の流動資産$19M
- 固定資産$18M
- 流動負債$41M
- 長期借入金$15M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $12M
- 売上成長率
- −1.5%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −398.8%
- 純利益率
- −465.4%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$24M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −205.8%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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