
JAKK
JAKKS Pacificクリスマス商戦とハロウィンという別々の山を、一つの会社で取りにいける。玩具専業のメーカーなら季節の谷になるところを、仮装衣装の売上が部分的に埋める形になる。
任天堂やソニック、ディズニーなどの版権を借りて玩具や着せ替え商品を作り、版元には売上に応じた使用料を払う。もう一方の柱はハロウィンを中心とする仮装衣装で、製造の多くは中国の委託先に出している。
人気シリーズの版権を失えば、商品の一角がそのまま消える。売上の半分が二社に寄っているぶん値下げ圧力を受けやすく、米中の摩擦や関税の変動もそのまま原価に乗る。
版権の更新と量販店との価格交渉に経営の重心があり、人気の移り変わりに合わせて扱うIPを入れ替え続ける。増資の枠をあらかじめ登録しておき、資金繰りに余地を残す構えを取る。
版元との契約更新と、TargetとWalmartとの取引継続。この二つは代わりが利かず、2025年には両社だけで売上の約53%を占めた。中国から輸入する製品にかかる関税も、同じ年に単価を押し上げて需要を冷やした。
この会社をどう読むか
JAKKS Pacific の売上の半分は、TargetとWalmartの二社から来る。2025年の内訳はTargetが26.6%、Walmartが26.1%だった。
作っているのは、任天堂やディズニーのキャラクターがついたおもちゃと、ハロウィンの仮装衣装だ。版元から人気シリーズを借りて商品化し、製造の多くは中国に委託し、売上に応じた使用料を版元に払う。版権の更新に失敗するか、二社の量販店との交渉で押し切られれば、業績はすぐ揺れる。
バランスシート (要約)
資産 $442M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $249M(56%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$52M
- 他の流動資産$217M
- 固定資産$173M
- 流動負債$148M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $571M
- 売上成長率
- −17.4%
- 粗利率
- 32.4%
- 営業利益率
- 2.5%
- 純利益率
- 1.7%
- ROE
- 4.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $8M
- フリーCF
- −$1M
- 営業CFマージン
- 1.5%
- 現金ランウェイ
- 約49年
配当
- 配当総額(年間)
- $11M
- 配当性向
- 113.5%
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