まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
免疫のたんぱく質を抑えるだけでなく、分子の設計で注射の間隔を延ばすことに賭けている。2つ目の候補JADE201では、B細胞を直接減らしつつ別の経路も同時に抑える二段構えを狙う。
今は薬を販売しておらず、収益は承認や提携までお預けになる。主力候補のJADE101は免疫の異常に関わるたんぱく質を狙う抗体で、分子を改良して注射を8週間以上あけられるよう設計されている。
初期の治験で狙った効果や安全性が示せなければ、この会社の価値の大半はそこで失われる。同じ病気にはすでに開発が進んだ競合の抗体もあり、先を越されれば市場そのものが狭まる。承認までは収益がなく、資金は増資に頼らざるを得ない。
承認済みの薬を持たない今は、主力候補の治験を着実に進め、当局との協議を重ねることに経営の力点を置く。研究費は増資でまかない、次の治験の節目まで資金を持たせる資金繰りが優先事項になっている。
JADE101のニュージーランドでの初期治験の結果が、まず会社の値打ちを決める。2026年半ばに予定する腎症患者向けの次の段階の治験と、そこまで資金を保てるかが続く関門になる。
資産 $350M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $333M(95%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
読み込み中…