まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
ヨルダンの工場で、人件費の安さと貿易の取り決めの優遇を生かし、大手の看板向けに衣料を縫製する点が最大の特徴。自社の看板で売る会社とは、立ち位置が違う。衣料を受託で縫製する会社の立ち位置にいる。
衣料の受託の縫製が事業の柱。世界に知られた衣料や運動着の看板に代わって、その注文に応じて、運動着や上着、作業着などを縫製して納める。自社の看板で売るのではなく、相手の看板の品として作る受託が中心になる。中東のヨルダンに工場を構え、人件費の安さと、貿易の取り決めによる関税の優遇を生かして、北米向けの衣料を作る。大手の看板からのまとまった注文を、安定して受けることで稼ぐ形になっている。
少数の大手の看板からの注文に売上が偏る弱点を抱える。大口の客が注文を減らしたり、別の縫製の会社に切り替えたりすれば、売上が一気に細る。受託ゆえ、相手の看板の浮き沈みに振り回される。関税の優遇を生む貿易の取り決めが変われば、安く作る強みが揺らぐ。衣料の縫製は、より安い国との競争が激しい。原料や人件費の上昇が利幅を削る。需要の波で売上が振れる。
配当を出しつつ、大手の看板の注文と工場の効率に重きを置く経営。衣料の縫製と、大手の看板との関係の維持、人件費や原料の費用の管理を進める。衣料の受託の縫製が、運営の中核になっている。
注文する看板の需要と、貿易の取り決め、そして人件費に依存する。大手の衣料の看板からの注文がどれだけ続くか、関税の優遇を生む貿易の取り決めが保たれるか、人件費や原料の費用を抑えられるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $90M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $65M(72%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
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