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KB Financial Group
銀行に証券・保険・カードを重ねる形自体は韓国の大手に共通する。KBが違うのは、合併相手の韓国住宅銀行が持ち込んだ住宅ローンの顧客基盤を、いまも中核の資産として抱えている点だ。
土台は傘下の国民銀行(Kookmin Bank)による預金と貸出の利ざや。2025年末の連結総資産は798兆ウォン、預金は462兆ウォンにのぼる。その顧客基盤の上に証券・カード・生保・損保を並べ、同じ客に別の商品を重ねて手数料を積む。
不動産が冷えて住宅ローンの焦げ付きが増えれば、資産の質がまず傷む。金利が下がる局面では預金と貸出の利ざやが薄くなり、証券や保険の子会社で埋め合わせが利くかどうかが問われる。
一人の客に複数の商品を売る「グループ横断の営業」を明確に掲げる。貸し倒れの管理と株主還元の釣り合いに経営の重心があり、配当は続けている。
韓国の家計と企業がどれだけ借り入れを続けるか、そして金利の水準。住宅ローンの比重が大きいぶん、不動産市況の変調が貸出の質に直結する。
この会社をどう読むか
韓国で家計債務の重さが話題になるたび、その中心付近にいるのがこの会社だ。傘下の国民銀行は、1963年に政府が庶民と中小企業のために設けた銀行と、住宅資金の供給のために作られた韓国住宅銀行が2001年に合併して生まれた。当時の韓国最大の商業銀行である。
2008年に持ち株会社の形へ組み替え、証券・保険・カードを傘下に並べていく。ただし土台はいまも銀行の預金と貸出であり、住宅ローンで顧客との接点を作ってきた歴史が資産の中身に残る。韓国の不動産市況が話題になる局面では、この体質がそのまま数字に出てくる。
財務データ
この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。
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