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強み
創業者ジョン・C・コスが1958年に送り出したSP/3が、個人が音楽を一人で聴くという習慣そのものを作った。その発明の歴史を看板に掲げ続けている。
成長ドライバー
自社ブランドのヘッドホンを、量販店や通販の棚に並べて売る。近年はアマゾンでの自社直販が最大の売り場に育ち、2025年6月期には売上の19%を占めるまでになった。
リスク
従業員は28人で、大手電機メーカーの開発力にも宣伝費にも及ばない。上位5社の顧客が売上の約半分を占め、その一社を失うだけで数字が傾く。
経営の癖
28人の所帯のまま、設計から販売まで自前で回す。稼いだ現金は無線対応の新製品と自社直販の育成に振り向け、事業の幅を広げる方向には動かない。
読みの軸
手ごろな価格帯のヘッドホンを買う人がどれだけ残るかが土台にある。そのうえで、量販店の棚とアマゾンの売り場という限られた販路の機嫌に、売上が素直に反応する。
この会社をどう読むか
世界で初めてのステレオヘッドホンは、1958年にミルウォーキーの小さな会社から生まれた。その会社が同じ名前のまま、いまも上場している。
ただし現在の姿は、発明の輝きとは別のところにある。従業員28人でミルウォーキーの自社工場とアジアの委託先を回し、売り場の中心はアマゾンの直販に移った。歴史の重みと、大手と戦うには小さすぎる体という二つを同時に抱えた会社だ。
バランスシート (要約)
資産 $37M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $30M(82%)。
財務状態スコア
B赤字先行
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
資産 (合計)
$37M前期比 −1.4%
3,764位 / 4,281社
- 現金・現金同等物$3M
- 他の流動資産$23M
- 固定資産$11M
負債 (合計)
$6M前期比 −1.1%
3,906位 / 4,239社
- 流動負債$2M
純資産
$30M前期比 −1.5%
3,138位 / 4,239社
自己資本比率の推移
2022
77%
2023
81%
2024
84%
2025
82%
2026
82%
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $13M
- 売上成長率
- 3.1%
- 粗利率
- 41.9%
- 営業利益率
- −11.6%
- 純利益率
- −3.0%
- ROE
- −1.3%
- ROIC
- —
2,970位 / 3,391社
売上の5年推移
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $439K
- フリーCF
- $123K
- 営業CFマージン
- 3.4%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
2,628位 / 4,104社
2,089位 / 3,300社
フリーCFの5年推移
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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