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Pasithea Therapeutics承認済みの同種薬にはない輪の形の分子構造を採用し、体内で壊れにくくして血中の濃度を平らに保つ設計を選んだ。的にする酵素は既存薬と同じで、勝負どころは狙いの新しさではなく飲み続けられるかどうかにある。
売上はまだ立っておらず、価値のほぼすべてが看板候補のPAS-004に乗っている。細胞の増殖を促す信号を途中で止める酵素阻害薬で、神経線維腫症1型のように、ラスと呼ぶ経路の異常から生じる腫瘍を狙う。
同じ仕組みの薬では副作用の多さが服用の中断や中止を招いてきたと、会社自身が指摘している。その弱点をPAS-004が避けられたかは少人数の第1相の途中でしか見えておらず、後期に進むほど費用だけが先に膨らむ。
候補は二つあるが、資金も人もPAS-004の臨床試験にほぼ全部を寄せている。投与量を一段ずつ上げて安全な幅を確かめる地道な工程を、複数の国の医療機関と分担して進める。
第1相で投与量をどこまで安全に上げられるかと、腫瘍が実際に縮む兆しを示せるかで次の段階に進めるかが決まる。2025年末までに34人へ投与し、副作用による投与の中断や中止は出ていないと開示している。
この会社をどう読むか
同じ仕組みの薬は、すでに承認されて患者に使われている。Pasithea Therapeuticsが狙っているのは新しい的ではなく、その既存薬が抱えた副作用の多さのほうだ。
看板候補のPAS-004は分子を輪の形にして体内で壊れにくくし、血中の濃度が上下しすぎないようにした設計になっている。2025年末までに34人へ段階的に投与量を上げてきたが、まだ第1相の途中で、狙いどおりだと言えるところまでは来ていない。
バランスシート (要約)
資産 $60M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $55M(92%)。
開示から読める範囲では借金は軽い
- 現金・現金同等物$55M
- 他の流動資産$1M
- 固定資産$4M
- 流動負債$5M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −37.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$15M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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