KULR
KULR Technology Group防衛用ヘリコプターで20年以上使われてきた振動を抑える技術を、電池まわりに持ち込んでいる。宇宙飛行士のノートパソコン用電池を国際宇宙ステーションへ運ぶ際の保護材としても採用された。
熱を逃がして発火の連鎖を止める部材と、それを組み込んだ電池パックを設計・製造して売る。試験や設計を請け負う受託の収入もある。
本業はまだ十分な利益を出しておらず、ビットコインが急落すれば会社の純資産がそのまま目減りする。設備と在庫を増やすための増資が続けば、1株あたりの価値も薄まる。
調達した資金を電池事業の設備とビットコインの買い増しの両方に振り分ける方針を公言している。テキサス州ウェブスターの施設に設計から試験までを集め、ヒューストンでは量産の体制を築こうとしている。
宇宙船や防衛機器のように失敗が許されない現場で採用されるかどうかが本業の伸びを決める。同時に、会社の資産として持つビットコインの値動きが財務の見え方を大きく変える。
この会社をどう読むか
KULR Technology Groupには顔が二つある。一つは、電池の発熱や延焼を止める部材と電池パックを宇宙船や防衛機器向けに作る、テキサスの製造会社としての顔だ。もう一つは、余った資金をビットコインで持つ金庫としての顔である。
本業の技術は、防衛用ヘリコプターで20年以上使われてきた振動対策の応用や、国際宇宙ステーションへ電池を運ぶ際の保護材としての採用に裏づけられている。ただし利益はまだ薄く、日々の株価を動かしているのはビットコインの相場であることが多い。
バランスシート (要約)
資産 $129M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $122M(94%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$13M
- 他の流動資産$12M
- 固定資産$103M
- 流動負債$6M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $16M
- 売上成長率
- 50.6%
- 粗利率
- 4.8%
- 営業利益率
- −265.9%
- 純利益率
- −382.8%
- ROE
- −50.9%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$45M
- フリーCF
- −$48M
- 営業CFマージン
- −277.6%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
KULR の掲示板
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