KXIN
Kaixin Holdings同業の中古車販売会社と違い、この数年は車を売ることより、赤字の子会社を切り離して次の買収先を探すことに時間を使ってきた。2025年末の合意は、その入れ替えの最新の一手にあたる。
中古車と輸入新車の販売で稼いできた会社だが、いまその売上はほぼ立っていない。2022年10月にRenren Financeの一群を、2024年6月には主力のKaixin Auto Groupを手放した。販売台数は2023年の525台を最後に、2024年も2025年もゼロだと自ら開示している。
買収先が期待どおり動かなければ、販売店ひとつだけの会社に戻る。収益の出ない子会社を売って別の会社を買う入れ替えをすでに何度も繰り返しており、同じ道をたどる懸念は消えない。
子会社の売却と買収を繰り返して事業の中身を入れ替えており、対価はいずれも現金でなく新株や優先株だ。そのぶん既存株主の持ち分は薄まり続けている。
2025年12月に合意した浙江省の自動車卸小売会社の取得が実際に完了し、そこが車を売り始めるかで先行きが決まる。対価は最大$15Mぶんの新株で、5年間の業績目標に応じて預託先から放出される仕組みになっている。
この会社をどう読むか
2023年に525台、2024年はゼロ、2025年もゼロ。Kaixin Holdingsが自ら開示した販売台数は、看板と実態のずれをそのまま示している。
2019年に空箱上場企業との合併でナスダックに乗り、2021年6月には輸入車販売のHaitaocheを取り込んだが、その後は逆回転が続いた。2022年にRenren Financeの一群を、2024年6月には創業の柱Kaixin Auto Groupを手放し、残る販売店は一つになった。
バランスシート (要約)
資産 $211M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $5M(2%)。
開示から読める範囲では借金が重い。決算ごとの確認が必要
- 現金・現金同等物$40K
- 他の流動資産$59K
- 固定資産$210M
- 流動負債$1M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- 45.1%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$626K
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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