KYNB
Kyntra Bio薬と、その薬が効く患者を見分ける画像診断薬を、同じ抗体を使って一緒に開発している。効きそうな人だけに絞って投与する設計を、最初から組み込んでいる。
土台は貧血の飲み薬にある。中国の事業は2025年にアストラゼネカへ$220.4Mで売却し、欧州と日本の販売は提携先が担う。自社に残るのは米国など一部地域の権利と提携先からの受け取りで、この薬は骨髄の病気に伴う貧血へ向けて後期試験の準備が進む。
狙うのは、ホルモン系の薬が効かなくなり、まだ抗がん剤に進んでいない患者の層だ。同じ層にはすでに承認済みの放射性医薬品があり、後から入る側はその実績を上回る数字を出さなければ居場所がない。
中国事業の売却で現金を作り、社名をFibroGenからKyntra Bioへ改め、2026年1月には銘柄コードまで変えた。貧血薬の会社をやめ、がんの会社になる途中にある。
会社の重心は、CD46という目印を持つがん細胞に薬剤を送り込む抗体医薬に移っている。前立腺がんの患者を対象にした試験の中間結果が2026年後半に出る予定で、そこが最初の分かれ目になる。
この会社をどう読むか
Kyntra Bioは2026年1月まで、FibroGenという貧血薬の会社だった。中国の事業をアストラゼネカに売って現金に換え、社名も銘柄コードも改めて、前立腺がん向けの抗体医薬を中心に据え直した会社だ。
新しい看板は、がん細胞の表面にあるCD46という目印を狙って薬剤を届ける薬と、その目印を持つ患者を見分ける画像診断薬の組み合わせにある。ホルモン系の薬が効かなくなった患者に、抗がん剤へ進む前の一手を出せるかどうかが、賭けの中身になる。
バランスシート (要約)
資産 $120M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$48M
- 他の流動資産$51M
- 固定資産$21M
- 流動負債$29M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $6M
- 売上成長率
- −78.3%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- −712.7%
- 純利益率
- —
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$5M
- フリーCF
- −$5M
- 営業CFマージン
- −74.1%
- 現金ランウェイ
- 約10年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
KYNB の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…