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強み

既存方式の暗号チップを作る同業が今日の脅威に応じているのに対し、この会社はまだ来ていない脅威に賭けている。フランスのIC'Alpsを傘下に抱えて客ごとの専用チップも設計でき、WISeKey時代からの証明書の発行網も引き継いでいる。

成長ドライバー

ルーターや電力メーター、EV充電器、ドローン、医療機器などに組み込む小型の暗号チップを設計し、製造は外部の工場に出す。チップの販売だけでなく、電子証明書の発行や関連ソフトの使用料からも収入を得ている。

リスク

量子計算機が既存の暗号を破る日はまだ来ておらず、需要が立ち上がる時期を自社では決められない。その間も開発と量産には資金が要り、増資に頼れば既存株主の持ち分は薄まり続ける。

経営の癖

WISeKeyから半導体事業を丸ごと引き継いだ経緯があり、グループの顧客と技術を土台に商売を広げる。量子計算機の開発会社への出資など、先の話に資金を置く動きも見せる。

読みの軸

自前の工場を持たないため、供給の速さは外部のファウンドリの都合に乗ることになる。買う側の機器メーカーが量子計算機への備えをいつ本気で始めるかが、新方式のチップの売れ行きを決める時計になっている。

この会社をどう読むか

SEALSQは、まだ存在しない脅威に備えた半導体を売っている。

ルーターや電力メーター、医療機器に埋め込む暗号用のチップを設計し、量子計算機が今の暗号を解けるようになった後でも通用する方式を前面に出す。登記は英領バージン諸島、経営の中心はスイスにある。親会社WISeKeyの半導体部門をそのまま引き継いだ生い立ちが、チップと証明書という二本立ての商売に表れている。

財務データ

この銘柄は SEC の米ドル建て年次データが取得できないため、財務の数字を表示していません。 外国企業などで決算を米ドル以外の通貨で開示している場合、通貨を取り違えたまま 載せるより表示しない方が誠実だと考えています。原文は下の関連タブから SEC EDGAR で確認できます。

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文・sodate 編集部最終更新 出典: SEC EDGAR — SEALSQ の提出書類
sodate は米国株を推奨するためのサイトではありません。情報は参考値を含み、投資判断はご自身の責任で行ってください。