LAND
Gladstone Land穀物ではなく、いちご、ブルーベリー、アーモンド、ワイン用ぶどうといった単価の高い作物向けの農地に絞っている。カリフォルニアの水の権利を農地とは別に持ち、分配金を毎月払う点も、同種の不動産会社では珍しい。
14州にある144の農地を農家に長期で貸し、地代を受け取る。契約の一部は固定賃料ではなく収穫の売上に連動する仕組みで、豊作の年ほど取り分が増えるようになっている。
干ばつや天候不順で収穫が落ちると、収穫連動の地代も農家の支払い能力も同時に細る。農地は売るのに時間がかかる資産で、金利が上がれば買い増しの手も止まる。
自社に農地の運用部隊を置かず、系列の運用会社に経営そのものを委ねる外部管理型をとる。受け取った地代の大半を毎月の分配金として配りながら、単価の高い作物向けの農地を選んで買い増していく。
借り手の農家が作物を売って地代を払い続けられるかと、カリフォルニアに別途持つ水の権利を維持できるかで、収入の安定度が決まる。運用を委託している系列のGladstone Management Corporationへ払う報酬も、株主の手取りを削る。
この会社をどう読むか
144カ所の農地を持ちながら、その農地を運営する社員を Gladstone Land は自社に抱えていない。経営は系列の運用会社に委託しており、株主から見ると、農地という資産と、その運用を外に出した仕組みの両方を買うことになる。
農地は14州に散っているが、中身は穀物ではなく、いちごやアーモンド、ワイン用ぶどうといった単価の高い作物向けだ。地代の一部は収穫の売上に連動し、カリフォルニアでは水の権利まで押さえているため、天候と水の状況がそのまま分配金に跳ね返る。
バランスシート (要約)
資産 $1.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $670M(54%)。
自己資本と借入のバランスは同業の平均より良い
- 現金・現金同等物$27M
- 長期借入金$474M
この判定で見た指標: 自己資本比率・D/E。在庫や売掛を持たない賃貸業のため流動比率は判定に使わず、借入の重さは同業の D/E の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $88M
- 売上成長率
- 3.7%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- 15.3%
- ROE
- 2.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $7M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- 7.9%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
- 配当総額(年間)
- $20M
- 配当性向
- 151.3%
LAND の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…