LASE
Laser Photonics錆落としの装置屋でありながら、関連会社Fonon Drone Shield Solutionsと組んで対ドローンのレーザー防衛システムLSADを開発している。オーランドの自社拠点で試作機の試験を終えた段階にある。
主力は、研磨材や薬品の代わりにレーザー光で金属の錆や塗装を落とす装置。売り先を政府機関、大企業、中小事業者の三層に分け、中小にはService Partner Networkという枠を用意して移動式のデモ機を貸す。営業部隊が集めた見込み客をこの加盟店へ有償で回す収入も付く。
年間の売上が$8.3Mという規模では、大口の政府案件が1件ずれるだけで数字が振れる。薬品や研磨材を使う従来のやり方は現場に根強く残っており、置き換えは思ったほど早く進まない。
ICT InvestmentsとFonon Technologiesが合わせて過半の株を持つ、身内色の濃い株主構成。Dmitriy Nikitin氏だけで議決権の約34%を握る。資金は還元より、医薬品分野への展開とLSADの開発に回している。
現場が薬品や研磨材からレーザーへ乗り換える速さと、政府向けの案件がいつ落ちてくるかで数字が動く。2024年10月に資産を買い取ったControl Micro Systemsを通じて開いた医薬品製造の市場が、次の伸びしろにあたる。
この会社をどう読むか
金属から錆や古い塗装を剥がす作業は、長らく研磨材を吹き付けるか薬品に漬けるかの二択だった。Laser Photonicsはこれをレーザー光に置き換える装置を売り、2025年12月期の売上は前期の$3.4Mから$8.3Mへ倍増した。
客層は政府機関、大企業、中小事業者の三層に分かれる。中小にはデモ機を貸す加盟店網を敷き、見込み客を有償で回す副収入まで作った。もう一つの顔は防衛で、関連会社と組んだ対ドローンのレーザー防衛システムLSADは、オーランドの拠点で試作機の試験を終えている。
バランスシート (要約)
資産 $9M を負債が上回る債務超過の状態。
負債が資産を上回る債務超過。本業から入る現金もマイナスで、増資や資金繰りに注意
- 現金・現金同等物$650K
- 他の流動資産$2M
- 固定資産$6M
- 流動負債$10M
この判定で見た指標: 自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $8M
- 売上成長率
- 1056.7%
- 粗利率
- 14.4%
- 営業利益率
- −159.3%
- 純利益率
- −209.3%
- ROE
- —
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$6M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- −76.6%
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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