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Lifetime Brands自社ブランド一本で勝負せず、老舗の台所ブランドから畑違いの家電の看板まで借りてくる。イギリスや中国、香港、オーストラリアにも拠点を置き、同じやり方で各国の量販店の棚を取りにいく。
包丁やまな板、鍋、食器、保存容器といった台所・食卓まわりの品を企画し、量販店や通販を通じて売る。自社が持つMikasaに加え、FarberwareやKitchenAidを商標ごと借りて商品化するため、同じ売り場に別々の名前で複数の棚を取れる。
台所用品は一品あたりの利幅が薄く、量販店からの値下げ要求をかわしにくい。景気が冷えれば、買い替えと贈答の需要がまず消える。借りているブランドの契約が切れれば、その商品ごと棚から降りることになる。
新しいブランドを一から育てるより、借りられる看板の組み合わせと売り場の確保に人と金を割く。そのうえで配当は続けており、派手な賭けよりも現状の維持を選んできた。
家庭が日用品にどれだけ財布を開くかと、量販店の売り場をどれだけ押さえられるかで決まる。生産の大半を海外の工場に委ねているので、輸送費と関税の水準が利益の幅を削る。
この会社をどう読むか
Lifetime Brandsは、量販店の調理器具売り場を名前の数で埋めていく会社だ。
自社が持つMikasaに加え、FarberwareやKitchenAidといった他社の看板を商標ごと借り、同じ棚に別々のブランドとして商品を並べる。1983年の設立以来続けてきたこのやり方は、一品あたりの利幅が薄い台所用品で規模を作るための道筋だった。借りている名前が多いほど売り場では強く、契約が切れればその分だけ棚を失う。
バランスシート (要約)
資産 $573M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $202M(35%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。黒字化の道筋が焦点
- 現金・現金同等物$4M
- 他の流動資産$370M
- 固定資産$199M
- 流動負債$131M
- 長期借入金$135M
- 短期借入金$5M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・D/E。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $648M
- 売上成長率
- −5.1%
- 粗利率
- 37.1%
- 営業利益率
- −1.5%
- 純利益率
- −4.2%
- ROE
- −13.3%
- ROIC
- −2.2%
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $8M
- フリーCF
- $3M
- 営業CFマージン
- 1.2%
- 現金燃焼
- なし(CFは流入)
配当
- 配当総額(年間)
- $4M
- 配当性向
- —
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