LDI
loanDepotネット専業の貸し手でも店舗型の貸し手でもなく、オンラインの申し込みと有資格担当者の助言を組み合わせて客を集める。売却先も一社に絞らず複数の投資家へ分散する。
ネットの申し込みと自前の担当者を通じて住宅の購入者や借り換え客にローンを組ませ、そのほとんどをまとめて投資家へ売り、差益を得る。売ったあとも毎月の返済を取り次ぐ業務は手元に残るため、管理手数料が細く長く入り続ける。
金利が上がれば住宅の売買も借り換えも一気に細り、組成が減っても担当者と拠点の費用は残るため赤字へ傾きやすい。連邦免許の銀行と違って州ごとの許認可を一つずつ抱え、公正貸付法をめぐる訴訟や当局の調査にも巻き込まれる。
預金という後ろ盾がないぶん、倉庫融資枠を切らさず更新し続けることが経営の第一命題になる。金利の波に合わせて人員と拠点の費用を素早く伸縮させる運営で、株主への還元より身の丈の調整が先に来る。
貸す元手は自己資金ではなく、毎年の更新が必要な倉庫融資枠から借りている。2025年末で枠は11本、総額$4.2Bあり、これを金融機関が更新し続けてくれるかどうかに商売の土台が乗っている。
この会社をどう読むか
loanDepotは銀行ではない。預金の窓口を持たず、ローンを実行するたびに更新が必要な倉庫融資枠から借りて貸し、実行した端からそのローンを投資家へ売り渡す。2025年末時点でこの枠は11本、総額$4.2Bにのぼる。
銀行でないことは身軽さでもあり弱さでもある。州ごとにばらばらな許認可と公正貸付法の訴訟を一つずつ抱える一方、金利が跳ねれば組成の量がすぐ細る。手元に残した返済管理の手数料が、その落ち込みをどこまで受け止められるかが読みどころになる。
バランスシート (要約)
資産 $6.9B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $386M(6%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$337M
- 長期借入金$2.1B
この判定で見た指標: 自己資本比率。預金や保険の準備金が負債に立つ業態のため、流動比率と D/E は判定に使わず、自己資本比率を同業の中央値と比べています。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −16.2%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$708M
- フリーCF
- −$735M
- 営業CFマージン
- —
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
- 配当総額(年間)
- $2M
- 配当性向
- —
LDI の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…