まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
薬そのものではなく、薬を効かせる下ごしらえの側に立つ。同じ成分でも少ない量で足りるようにできれば、すでに薬を持つ製薬会社にとって作り直す価値が生まれる。
自社で薬を作るのではなく、薬の成分を油脂と組み合わせて体に吸われやすくする加工技術を、他社の薬や食品に使わせて使用料や提携料を得るのが狙いだ。2017年に最初の特許が下り、以後は世界で56件まで積み上げ、糖尿病や肥満の治療に使うGLP-1系の薬への応用を軸に据える。
収益がほとんどないため、研究を続ける資金は増資に頼り、株式の希薄化が続く。同じ吸収技術を持つ競合もおり、提携が思うように進まなければ、技術の価値そのものが宙に浮く。
自社での臨床試験と、製薬・食品会社への技術提供を、限られた資金の中で並行させる。費用の多くを特許の網を広げることに振り向けてきた。
技術が実際に薬の効きを高めると試験で示せるかどうかに尽きる。示せれば製薬会社との提携につながり、示せなければ収入の当てがないまま研究費だけがかさむ。
資産 $4M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $3M(72%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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