安定して稼ぎ、配当も出す手堅い会社
集合住宅という、住む人の需要に支えられた不動産のローンに的を絞り、母体の運用の力で投資する点が最大の特徴。事務所や店のローンに偏る会社とは、狙う不動産が違う。集合住宅のローンに投資する会社の立ち位置にいる。
集合住宅のローンへの投資が事業の柱。賃貸の集合住宅を中心とした商業の不動産に対して、その持ち主へ貸し出されたローンに投資し、受け取る利息で稼ぐ。多くは金利が市場に連れて動く貸し付けで、市場の金利が上がれば受け取る利息も増える。自前の資金に借り入れを重ねて投資の規模を膨らませ、投資から得る利息と調達の費用の差で稼ぐ。集合住宅に詳しい母体の運用の力を借りて、貸し先を選ぶ。稼ぎの大半を配当として配る形になっている。
借り入れを重ねて投資するため、金利が急に動くと損が膨らむ弱点を抱える。集合住宅の市況が冷えれば、家賃が下がり、借り手の返済が苦しくなる。投資先のローンが焦げ付けば、損が出る。調達の費用が上がれば利ざやが縮む。少数の大口の投資に偏れば、その焦げ付きの痛手が大きい。配当を厚く配る分、損が出たときの備えが薄くなりやすい。母体の方針に左右される面もある。
稼ぎの大半を配当として配りつつ、集合住宅のローンの質を保つ経営。借り手の選別と、母体との連携、調達の費用の管理を進める。集合住宅のローンへの投資が、運営の中核になっている。
借り手の返済と、集合住宅の市況、そして金利に依存する。集合住宅の持ち主が家賃を得て返済を続けられるか、集合住宅の市況が担保の価値を支えるか、投資に回す資金を調達し続けられるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $1.2B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $219M(18%)。
借金が重いか支払い余力が薄い。決算ごとの確認が必要
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