LFWD
Lifeward歩けない人を歩かせる外骨格と、歩ける人の負荷を軽くして歩かせる減重装置という、対照的な二つの技術を一社で持つ。単一の機器に賭ける同業の新興とは、リハビリの入口の幅が違う。
装着型の外骨格ReWalkをリハビリ施設や個人へ、体重を浮かせて歩行訓練できるAlterGアンチグラビティ・システムを主に医療機関へ売る。2023年8月にAlterGを買収して以来、二つの機器群を一つの営業網で扱う体制に組み替えている。
AlterG買収後の統合で米国の2拠点を閉じ、人員を35%超減らした。ReWalkの製造も2025年第2四半期にイスラエルの受託先サンミナから自社生産へ切り替えている。二つの移管が同時に進むなかで供給や品質が乱れれば、薄い手元資金をさらに圧迫する。
買収した事業の製造とコストを本体へ寄せる再編が続いており、拠点の統廃合と自社生産への切り替えを2025年に相次いで実施した。手元資金が薄いぶん、転換社債による外部調達に頼る場面が増えている。
外骨格もAlterGも一台あたりの単価が高く、保険の支払いが通るかで導入のペースが決まる。2025年末の手元資金は$2.2Mしかなく、2026年1月にOramedらを引受先とする転換社債で当座をつないだ。
この会社をどう読むか
Lifeward の機器を使うのは、脊髄を痛めて自力では立てない人と、けがから復帰するために歩行を訓練する人だ。前者に装着型の外骨格ReWalkを、後者に2023年8月の買収で加わったAlterGを売っている。
買収後の統合では米国の2拠点を閉じて人員を35%超減らし、2025年にはReWalkの製造も受託先のサンミナから自社へ引き取った。それでも2025年末の手元資金は$2.2Mまで細り、翌1月にはOramedらを引受先とする転換社債で当座をつないでいる。
バランスシート (要約)
資産 $23M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $8M(37%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
- 現金・現金同等物$2M
- 他の流動資産$14M
- 固定資産$7M
- 流動負債$12M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $22M
- 売上成長率
- −14.1%
- 粗利率
- 38.2%
- 営業利益率
- −89.3%
- 純利益率
- −90.4%
- ROE
- −236.8%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$17M
- フリーCF
- −$17M
- 営業CFマージン
- −76.4%
- 現金ランウェイ
- 1年未満
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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