LINC
Lincoln Educational Services四年制大学のような幅広い教養ではなく、整備士や電気工など人手不足の職種に絞り、即戦力を送り出すことに徹している。12州22キャンパスという規模で、この一点だけを繰り返しているのが強みだ。
自動車・重機整備や溶接、電気工事、医療・介護補助といった技能職向けの実技教育を提供し、学費を主な収入源とする。2025年通期の売上高は前年比17.8%増の$518.2Mで、平均在籍者数は16,622人だった。
営利の職業訓練校は教育の質や就職実績を巡る規制と世間の目が厳しく、実績が振るわなければ入学者が細り、連邦政府の資格認定にも影響が及ぶ。学生の多くが連邦学資ローンに頼るため、その制度変更は経営に直接波及する。
稼いだ資金は株主に返さず、新キャンパスの開校と既存プログラムの拡充に再投資している。閉鎖予定のキャンパスは別区分で管理し、2025年末時点で該当キャンパスはゼロだった。
入学者数の確保、卒業生の就職実績、そして学費の多くを支える連邦学資ローン制度の継続にかかっている。2025年にヒューストンで新キャンパスを開き、ニューヨーク州ヒックスビルとテキサス州ローレットへの出店も控える。
この会社をどう読むか
Lincoln Educational Servicesの源流は、1946年にニュージャージー州ニューアークで開いた一校の自動車整備校だ。80年後のいまも、四年制大学が扱わない技能職の訓練だけを担い続けている。
自動車整備や溶接、電気工事、医療補助といった人手不足の分野に的を絞り、12州22キャンパスで17,046人を教える。2025年は売上高が17.8%伸びたが、学費の多くを支える連邦学資ローン制度の行方が、この伸びの前提を握っている。
バランスシート (要約)
資産 $493M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $200M(40%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
- 現金・現金同等物$29M
- 他の流動資産$59M
- 固定資産$406M
- 流動負債$101M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率・利息カバー率 (営業利益が支払利息の何倍か)。
収益性 (TTM)
- 売上高
- $518M
- 売上成長率
- 17.8%
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- 5.8%
- 純利益率
- 3.9%
- ROE
- 10.0%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- $59M
- フリーCF
- −$27M
- 営業CFマージン
- 11.4%
- 現金ランウェイ
- 約1年
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
LINC の掲示板
ログイン状態を確認しています…
読み込み中…