まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
布や樹脂ではなく、陶器を焼いて作る丈夫なろ過の膜で、過酷な条件のろ過に応える点が最大の特徴。一般のろ過の膜とは、丈夫さと耐える条件が違う。陶器の膜で液体をこす会社の立ち位置にいる。
陶器のろ過の膜とその仕組みの販売が事業の柱。陶器を焼いて作る、目のごく細かい膜で、水や排水から、油やごみ、細かい粒をこし取る。布や樹脂の膜より丈夫で、過酷な条件でも長く使えることを売りにする。船の排ガスを洗った水の浄化や、工場の排水、飲み水の処理などに使われる。膜そのものや、膜を組み込んだろ過の仕組みを、船や工場、自治体へ売る。丈夫な陶器の膜という用途を絞った素材で、難しいろ過の需要に応える形になっている。
大型のろ過の仕組みの受注に売上が偏り、年ごとに大きく振れる弱点を抱える。船向けの需要は、海運の規制や景気に左右される。陶器の膜は値が張り、安い布や樹脂の膜との競争にさらされる。製造の費用や歩留まりに、利幅が左右される。研究や設備の費用がかさみ、赤字に陥りやすい。特定の用途や客に売上が偏りやすい。規模が小さく、需要の谷では損が膨らむ。
配当を出さず、陶器の膜の技術と用途の開拓に重きを置く経営。膜とろ過の仕組みの開発と製造、船や工場への売り込み、製造の費用の管理を進める。陶器のろ過の膜の供給が、運営の中核になっている。
ろ過の膜の需要と、規制、そして製造の費用に依存する。船や工場、自治体が陶器の膜のろ過をどれだけ求めるか、排水や排ガスを厳しく処理する規制が後押しになるか、陶器の膜を作る費用を抑えられるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $27M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $10M(38%)。
本業は赤字で現金を減らしている段階。手元現金は約1年未満分
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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