
まだ赤字先行で、将来に賭ける会社
自らがんを叩くのではなく、ほかの抗がん剤を固い腫瘍の奥まで深く届ける手助けに徹する点が最大の特徴。直に効く薬とは、役回りが違う。薬を腫瘍へ深く届ける技術の会社の立ち位置にいる。
薬を腫瘍へ届ける技術の開発が事業の柱。今はまだ薬を売る段階ではなく、固くて薬が染み込みにくい、膵臓のがんなどの腫瘍に対して、ほかの抗がん剤を奥まで深く届ける手助けをする薬の候補を開発している。この手助けの薬を、既存の抗がん剤と組み合わせて使い、効きを高めることを狙う。とりわけ治療の難しい固形のがんを対象にする。承認を得れば販売や提携による収益を見込む。承認後を見据えて開発で価値を積む構造になっている。
膵臓のがんなど、狙う固形のがんは治療が極めて難しく、過去にも多くの試みがつまずいてきた弱点を抱える。試験でつまずけば、価値の大半が失われる。ほかの抗がん剤と組み合わせる分、相手の薬の動向にも左右される。収益が無く、研究の費用を増資で賄うため、株式の希薄化が続く。少数の候補に開発が偏る。承認まで長い年月がかかる。試験の節目ごとに株価が大きく振れる。資金が尽きる危険もある。
配当を出さず、主力の候補の試験と承認の取得を進める開発の経営。候補の試験の遂行と、ほかの薬との組み合わせ、当局との折衝、資金の管理を進める。薬を腫瘍へ届ける技術の開発が、運営の中核になっている。
主力の候補の試験の結果と、当局の承認、そして資金に依存する。狙うがんの候補で、組み合わせた抗がん剤の効きを高めると示せるか、当局が承認するか、承認までの資金を保てるかが、行方を左右する大きな前提になる。
資産 $18M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $15M(84%)。
本業は黒字だが、設備投資が大きく手元の現金は流出している段階
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
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