配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
消火用の呼吸器から水素・宇宙用途まで、安全認証が厳しく問われる分野に的を絞る。一方でマグネシウム製の写真製版板という古い稼ぎ口からは、2025年に完全に手を引いた。
マグネシウムやジルコニウムの合金・粉末を作るElektronと、消防・医療・宇宙向けの高圧ガス容器を作るGas Cylindersの二事業。2025年の継続事業売上$384.6Mのうち、約51%をElektron、約45%をGas Cylindersが占める。
少数の大口顧客への依存が深く、その一角が発注を絞れば響く。2025年7月にGraphic Arts事業を売り、米国のSuperform事業も1年以内の売却を予定しており、事業構成そのものが動いている最中だ。
非中核の事業を売って二事業体制へ組み替える再編が続いている。継続事業の純利益は2025年に$13.1Mと前年の$18.3Mから縮んでおり、再編の効果はこれから問われる。配当は維持している。
航空・防衛・医療という性能要求の厳しい市場の発注量と、マグネシウムなど原料価格の転嫁力に左右される。Gas Cylindersでは2社が同事業の売上の15%ずつを占め、上位10社では57%に達する。
資産 $370M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $226M(61%)。
借金が軽く手元資金も厚い。安全度は最高水準
読み込み中…