
配当利回りが高く、配当で株主に報いる会社
オフィスという逆風の資産を売り切り、倉庫へ完全に転身した決断の徹底が最大の強み。市場より低い既存賃料は、更新のたびに引き上がる埋蔵益になっている。製造業の南部回帰という流れの上に物件を構える、地味な転身組の立ち位置にいる。
南部と中西部の物流要地に持つ大型倉庫を、企業に一棟ごと長期で貸す賃料が収益の柱。借り手は小売や製造の大手で、修繕や税金は借り手負担の契約が中心になる。古い契約の賃料は市場より低く、更新のたびに引き上がる階段が成長の源泉になる。オフィスからの転身を終え、倉庫の純度で稼ぐ構造になっている。
大型倉庫の供給過剰が長引くと、空室の穴埋めと賃料の伸びが鈍る。一棟貸しは退去が丸ごとの空室になる。景気後退は物流需要そのものを冷やす。金利上昇は借り換えと評価の両面を締め、転身を終えたばかりの実績の浅さも評価を抑える。
配当を払いながら、物件の入れ替えと開発で倉庫の質を高める経営。借入の満期を分散し、金利の波に備える。賃料の更新益を着実に刈り取り、配当の成長につなげる方針が特徴になっている。
物流施設の需給と、賃料の更新、金利に依存する。電子商取引と製造業の回帰が倉庫需要を支えるか、供給過剰だった大型倉庫の消化が進むか、市場を下回る既存賃料の更新益が続くか、そして金利が借入と配当株の評価を圧迫しすぎないかが、業績と配当を左右する大きな前提になる。
資産 $3.5B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2B(58%)。
借金と支払い余力のバランスが良く、黒字も安定
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