LXP Industrial Trust は、オフィスを売り払い、南部の大型倉庫の一棟貸しに転身した不動産投資信託だ。
最大の強みは、オフィスという逆風の資産を売り切り、倉庫へ完全に転身した決断の徹底にある。市場より低い既存賃料は更新のたびに引き上がる埋蔵益になり、製造業の南部回帰という流れの上に物件を構える。一方で大型倉庫の供給過剰が長引くと空室の穴埋めと賃料の伸びが鈍る。一棟貸しは退去が丸ごとの空室になり、金利上昇は借り換えと評価の両面を締める。転身したばかりの実績の浅さも評価を抑える。LXP を読むときは、稼働率と賃料の更新益、倉庫の需給を軸に見るとよい。
