Lyft は、スマホで車を呼ぶライドシェアの北米2位だ。
特徴は、2強市場の一角を占め、移動に絞った分かりやすい事業構成にある。多角化した首位に対し、運転手と乗客の体験に集中する戦い方を取り、自動運転は自前開発を持たず提携で取り込む身軽な路線を選ぶ。採算重視へ舵を切り、黒字化を固めつつある。一方で首位との競争が激しくなると運賃の引き下げや奨励金がかさんで採算が崩れ、景気後退で外出が減ると乗車が落ちる。ドライバーの雇用規制や保険費用の上昇、自動運転タクシーの普及も長期の脅威だ。LYFT を読むときは、乗車回数と運賃の規律、競争の激しさを軸に見るとよい。
