MAIA
MAIA Biotechnologyがんの増殖そのものを止めるのではなく、がん細胞が老化を逃れる仕組みを壊し、免疫に見つけさせる。狙いどころが多くの免疫薬と違う。
薬を売る収入はまだなく、アテガノシンの試験がどこまで進んだかが、そのまま会社の値段になる。併用する免疫治療薬を大手製薬会社から無償で受け取る契約が、試験費用を大きく抑えている。
同じ化合物は1970年代に米国立がん研究所の試験でも投与されており、そこから承認に至った例はない。試験の節目ごとに株価は大きく振れ、承認までの資金は増資に頼らざるを得ない。
シカゴを拠点に、候補薬を一つに絞って試験へ資源を集める開発型の経営。2021年に結んだ大手製薬会社との無償供給の契約が、少ない資金で試験を回す支えになっている。
非小細胞肺がんの試験で効果と安全を示せるかどうかで、この会社の値打ちはほぼ決まる。2025年に始めた第三相試験を走り切る資金を保てるかも、同じ重さで効く。
この会社をどう読むか
MAIA Biotechnologyの出発点は、2019年に自社の研究チームが見つけた現象にある。がん細胞の染色体の末端を薬で崩すと、免疫が働き始めてがんを攻撃する。この観察は2020年7月、学術誌Cancer Cellに載った。
そこから育てた唯一の候補がアテガノシンだ。非小細胞肺がんの試験では、併用する免疫治療薬を大手製薬会社から無償で受け取る契約で費用を抑え、2025年には第三相の主要試験まで進めた。薬はまだ一本しかなく、この一本の結果が会社のすべてを決める。
バランスシート (要約)
資産 $10M のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2M(24%)。
開示から読める範囲ではおおむね健全
- 他の流動資産$10M
- 固定資産$3K
- 流動負債$6M
この判定で見た指標: 流動比率・自己資本比率。
収益性 (TTM)
- 売上高
- —
- 売上成長率
- —
- 粗利率
- —
- 営業利益率
- —
- 純利益率
- —
- ROE
- −942.7%
- ROIC
- —
キャッシュフロー (TTM)
- 営業CF
- −$19M
- フリーCF
- —
- 営業CFマージン
- —
- 現金燃焼
- 判定不能
配当
無配
配当を出さず、稼いだお金を成長のための投資や借入の返済に充てる段階です。利益を会社の中で再投資して価値を伸ばすことを優先しています。
MAIA の掲示板
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