売上が高い成長を続けている会社
カリフォルニアの自動車保険という巨大市場で、独立代理店との長年の関係と地元での知名度を持つ点が強み。州の規制環境を知り尽くした運営と、堅実な引き受けの文化で生き残ってきた。料率の引き上げが認められる局面では、積み上がったコストの転嫁が一気に進み、採算が回復する振り子の構造を持つ立ち位置にいる。
個人向けの自動車保険の保険料が収益の柱で、カリフォルニア州が大半を占める。独立代理店を通じて保険を売り、住宅保険も手がける。受け取った保険料から事故の支払いを差し引き、積み立てた資金の運用益を加えて稼ぐ。州の規制下で料率を申請しながら、自動車保険の引き受けで稼ぐ構造になっている。
カリフォルニアは保険料率の規制が全米でも厳しく、引き上げの承認が遅れるとコスト上昇を吸収できず採算が崩れる。インフレで修理費や医療費が急騰する局面は特に苦しい。大規模な山火事は住宅保険の支払いを膨らませる。一つの州への集中が、規制と災害の両面でリスクを増幅する。
配当を出しつつ、料率の適正化と、引き受けの規律、山火事リスクの管理に力を入れる経営。規制の厳しいカリフォルニアで、州当局との料率交渉を粘り強く進めながら、事故と災害の損失を保険料に反映させ、長年の配当を守る堅実な方針が特徴になっている。
カリフォルニア州の保険規制と、事故の頻度・修理費、料率の引き上げに依存する。州当局が料率の引き上げを認めるか、事故率や修理費・医療費の上昇を保険料に転嫁できるか、山火事など住宅保険の損失を抑えられるか、そして運用環境が良好かが、業績を左右する大きな前提になる。
資産 $9.6B のうち、借金などの負債を引いて株主のものと言えるのは $2.4B(25%)。
おおむね健全。一部の指標に改善余地
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